窩(くぼみ)の意識

脇の下のことを「腋窩」っていいますね💪。

 

「窩」とは「穴・くぼみ」などの意味だそうです。

 

脇の下もくぼんでますし、ボクサー🥊の怪我で「眼窩底骨折」って聞いたことある方いらっしゃると思いますが、あれも眼のくぼみですよね。 

 

「窩」の部分、凹んだ部分は、陰陽☯で言うと「陰」になります。

 

人間を四足から進化したと考えると、日の当たる背中が「陽」で、お腹が「陰」となります。

 

この「陰」の部分を少しだけ身体の奥に引き入れようとすると、その関節周りの筋肉が働いて安定します。

 

腕を水平に挙げて脇を引き入れる感じにすると、周辺の筋肉が働いて、肩が落ちるような感覚がありませんか?

 

足裏の土踏まず→膝裏→股関節へとエネルギーを引き上げるイメージで脚も強くします。

 

ヨガの3つのバンダもそうですね。

 

同様に丹田の感覚も作っていきます。

 

力こぶ💪を作ると上腕二頭筋が収縮しますが、そのとき上腕三頭筋はその動きを邪魔しないように自然と弛緩します。

 

同様にお腹を使って立つことが出来れば、反対の腰を緩めることが出来るのかなと。

 

足裏から頭のてっぺんまで繋げば、肩や腰の余分な緊張を解くことが出来る。

 

ヨガの動きの中で、そういう身体作りを目指しています。

 

 

因みに写真は手首のくぼみを写したもの。

 

突きを強くするのに「三星」という要訣があって、手首・肘・肩のくぼみを「三星」といい、これをしっかりと作ることで腕を強く使うことが出来るというものです。

 

高校生の頃に買った武術の本に買いてあって、形だけ真似ても強くならないんですけど、なんとなく30年間ずっと頭にあって。

 

で、その本を実家に帰って改めて読んでみると、

 

「肩が沈み、肘が沈み、腕を扣とさせ」

 

ってちゃんと書いてある😯✨。

 

今ならこの意味が実感を伴ってわかる。

 

はい、強く使えます🙏。

 

腕で出来るなら、脚でも背筋でも使えるのは経験済。

 

いろいろ試してみよう🌿

 

みたいな(=゚ω゚)ノ