アシュタンガヨガでは「ドリシュティ」と言って、アーサナでの視線を重視しています。
気功や武術では「目線で引っ張る」という表現をしたりします。
武術では例えば相手に向けて指先を伸ばすとき、相手の中心軸から自分の指先に紐が繋がっていて、それを引っ張られている感じ。
そうすると指先は相手の中心を向くし、その引っ張られるチカラを指先から肘・肩・自分の中心軸に繋ぐことで、自分の中心を相手の中心に合わせることが出来る。
そこにチカラを乗せていく。
気功ではそこに呼吸、気を通す感覚を経絡に沿って乗せていきます。
私のクラスに参加いただいた方は捻るときに視線を向けるように言うことがありますが、アレです。
目線が外から引っ張られるチカラが、目の奥から経絡を通じて足先まで。
ヴィラ2では目線の向いている方向と反対方向に反作用を感じる。
そうやって身体に意識を向ける練習をしていきます。
高校のとき同じ弓道部だった友達とこんな話してたら、弓道では「目線で押す」というそうです。
外側から引かれるのと、内側から押し出す。
同じようで違うのか?
表現の違いで同じことを言っているのか?
なかなか興味深い。
みたいな(=゚ω゚)ノ
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