シルシャ・アーサナの手

私のクラスではほとんど難しいポーズ(アーサナ)はしていません。

 

特に首に負荷をかけるようなアーサナはワークショップで参加者がベテランやインストラクターの方ばかりのようなときにしかしないようにしています。

 

武術をしてると、首の関節はある方向には弱い、というのを具体的に知ることになるので、凄い注意してしないとな、と思うからです💦。

 

それでもヨガを続けていくと、自然とアドバンスのアーサナにチャレンジする時期がやってきます✨。

 

アドバンス系でも特に首に負担のあるアーサナは、はじめてするときは信頼出来る先生の指導の元に行ってください。

 

そんなこんなでサーランバ・シルシャ・アーサナ(以外シルシャ)の手について。

 

写真の左が頭を抱えるシルシャⅠ、右が掌を付くシルシャⅡ。

 

一般的にシルシャⅡの方が、掌の方が器用で接地面積も広いためやりやすいと感じる方が多いですが「シルシャⅡは怖い」という方もいらっしゃいます。

 

その方々の多くは首に不安があるようです。

 

シルシャⅠの方がやりやすいと感じるのは、手で首を固定できるから、という理由のようですが、手が無いと不安なのなら首のアライメントが整っていない、それを手で無理やり支えてるということになるので、まずアライメントをしっかりすることが必要です。

 

私はまず頭をつかないハンドスタンドをしてもらいます。

 

壁🧱に足をもたれていいので、体幹でしっかり身体を上に引き上げる🔼。

 

このチカラがないとシルシャで首に体重が寄りかかることになります。

 

また体幹のチカラが腕に伝わればそれほど腕力は必要ないし、最低このくらいのチカラがなければ、シルシャⅠでもⅡでも首の助けになりません。

 

それが出来たらつま先はマットについたままのシルシャⅡの型になり、身体を引き上げることで、首に負担のないアライメントを整えます。

 

その上で、身体を引き上げる延長上に足を上げていく。

 

それが出来た上でシルシャⅠをするのが、順番かなーと思います。

 

身体を引き上げるチカラは私はダウンドッグで養います。

 

長文になってしまいましたが、いつか宇都宮でもシルシャアーサナのワークショップ、したいなと思います。

 

みたいな(=゚ω゚)ノ